運営会社について

Dormiru(ドーミル)は、寮管理システムの開発経験を持つ株式会社ザルファによって運営されています。業務効率化を加速させるオーダーメイド型のシステム開発を主業務としていますが、複数の寮管理システムを構築する中で培ってきた知見を総動員して構築したのがDormiruになります。詳しい会社紹介については会社Webサイトをご参照いただくとして、このページでは、私たちがどうしてDormiruを作ったのかについて簡単に紹介させてください。

Excelで戦う現場の多さと辛さ

社員寮を運用している会社は非常に多くあります。部屋数が少ないうちはExcelでの管理で問題ありませんが、部屋数が100を超えたあたりから、非常に辛い作業になってきます。部屋数が300を超えたあたりからは、気合いで乗り切るしかない作業の仲間入りをすると言ってもいいかもしれません。

観光業界を中心に、社員寮の運用規模が大きい場合にはオーダーメイドでのシステム開発も予算として手が届く場合があり、実際にそういったケースでのシステム開発も行ってきました。ただ、実際にはそのようなまとまった予算を確保することができない会社の方が圧倒的に多いのが現実で、今日も日本のどこかで担当者が眠い目をこすりながらExcelを更新していると思います。

「ちょうど良い」が難しい寮管理システム

一方で、一般にSaaS型と呼ばれる月額課金型のシステムでは、ちょうど良い寮管理システムがなかなか見つからないという問題があります。寮管理には様々なニーズがあり、そのレベルごとに様々なシステムが存在しています。ただ、いずれのシステムも用途に合致しない場合には無駄な機能が多く、費用も高くなりがちです。実際にシステム化を検討したことがあっても、比較検討する中で、結局は元のままの運用に戻ってしまった、という方も多いのではないでしょうか。

このような状況を目の当たりにして、「ちょうど良い」寮管理システムを提供できないかという想いは次第に大きくなります。これこそ、Dormiru開発の出発点でした。

シンプルに可視化に特化

Dormiruは、余計な機能を省くこと、入寮者を視覚化することをコンセプトに、入寮者管理に特化したシステムとして開発されました。入寮者向けのマイページのような機能も無ければ、申請を受け付けたりする機能もありません。また、喫食を管理したりする機能もありません。入寮者を登録し、その情報を様々な角度から視覚化して活用できるシンプルなシステムです。ちなみに、Dormiruはドーミルと読みますが、寮(ドーミトリー)を「見る」から名付けています。

様々な要素を取捨選択した結果、とてもシンプルで使いやすいシステムが出来上がりました。シンプルだからこそ、今のExcelの辛い部分をすべて解消しながらも、運用フローを大きく変えずに導入することができます。

請求金額計算はあきらめない

様々な機能を削ぎ落としましたが、請求金額計算機能だけは譲れませんでした。寮費や同居手当、リース費などの計算は、どういったものを請求するか、どう請求するかも含めて各社様々です。その複雑なルールを設定できるようにすることは非常に大きな挑戦でしたが、一方で毎月の寮費計算は無視できないボリュームの業務です。技術的に何度もトライ&エラーを繰り返し、計算ルールを柔軟に設定できるようにすることに成功しました。

最初に計算ルールさえ設定してしまえば、後は入寮者を適切に登録、更新していくだけで、毎月の寮費や各種手当の計算が自動化でき、Excel時代よりも大きな業務効率化を見込むことができます。

ITの本当の恩恵をより多くの人へ

Excelは本当に便利です。ただ、あまりにExcelが何でもできてしまうがゆえに、冷静に考えると非効率な情報管理が、今この瞬間も日本中で行われています。予算の問題、ITスキルの問題など、理由は色々あると思います。ただ、こうした業務非効率を現実的に解決するためのソリューションに、Dormiruがなれたとしたら、この上ない幸せです。

寮管理は、Dormiruでもっとシンプルに、もっと簡単に実現できます。もし少しでも興味を持っていただけたなら、最初の小さな一歩をぜひ踏み出してみてください。


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